娘の異変としては、もう一つ大きな特徴がありました。
それは、突然狂ったように泣き出すことでした。
寝つきも悪く、お昼寝中、就寝中に突然狂ったように泣き出し、いくらあやしても、ミルクを与えても飲まず、
オムツを替えたり着替えをさせたり、部屋の温度調整をしたり、気持ち悪そうな要因を取り除いてあげようと一生懸命やっても泣き止まない。。。
赤ちゃんは泣くのが仕事と聞いていたので、これも普通なのかと、最初は特に気にしていませんでした。
赤ちゃんってこんなに泣くものなんだ、
お母さんは本当に大変だ…
そのくらいにしか思っていませんでした。
そんな時、娘の泣き方の異変に真っ先に気づいたのは、たまたま家に来ていた私の祖母でした。
祖母「それにしてもこの泣き方は普通じゃないよ。こんな泣き方見たことない。どこかおかしくて泣いてるとしか思えない…一度病院で診てもらった方がいいよ」
娘の尋常じゃない泣き方は「赤い物」が出現してくる前からですが、「赤い物」が出現し始めると同時に、その泣き方は更に激しさを増しました。
後から血液専門の先生に聞いた話によれば、この泣き方や、「赤い物」は白血病細胞による何かが悪さを働いたのが原因だろうとの見解でした。
今振り返ると、やはり祖母と母は偉大だなぁと、改めて尊敬しました。
娘の異変から白血病の診断に至るまで、今思えば少しずつ兆候は出ていました。
人によって兆候は様々違うかもしれませんが、私の娘の場合は主に、
・異常に泣く&泣き止まない
・「赤い物」が浮き出ては消える
・ミルクを飲まない(お腹の膨れ)
・心なしか元気がない
といった兆候でした。
病名を宣告された時は、もっと早く気づいてあげれたらよかった…
そう自分を責めましたが、
先生曰く、兆候に気づくのはプロでも難しく、誰のせいでもないし、決して自分を責めないようにと言われました。
娘の異変や、お腹に「赤い物」があらわれた時には、同じ様な症状がないかネットでかなり調べましたが、白血病の兆候に辿り着くことはできませんでした。
娘の許可なしに載せるのはどうかとも考えましたが、
白血病発覚までの兆候を振り返り、このブログで一例として記すことで、どこかで、どなたかの参考に少しでもなれば幸いです。
「赤い物」が出始めた頃です。
突然あらわれ時間が経てば消え、毎回出る範囲や形、場所も様々。
最初はお腹から始まり、次第に範囲が広がってきて、顔、身体全体にまで出るようになりました。